
今回は英語の勉強法をまとめていきます。
タイトルは少し変えましたが、これも進研模試30代の子やそのほか、偏差値40代の高校出身の生徒などにも有効だった勉強法です。
基本的には覚えるということ
基本的にはまず覚えるということが大切です
英単語、熟語、文法などなど
覚えるものを覚えたらMARCHまでは軽くとれるようになるかと思います。
重要なのは覚え方ですかね
いろいろやり方はありますがここでは私がやってたこと&生徒に教えていたことをかきます
また、英語もほかの科目と同じで
「いかに疲れずに勉強できるか」
を考えて編み出しました。
長文や和訳などの理解系は教えられるようにするということ
理解しなきゃいけないものは例によっておしえられるようにしましょう
解き方の手順と考え方を言えれば構いません
重要なのは頭の良い人の考え方を身につけるということです
全ての理解系科目に共通していますが、問題集、参考書はその人の考え方を真似することから始めてください
それだけで変わります
最初は単語と文法
最初は単語をまずやりましょう
これがわからないと話になりません
やり方はいろいろありますが
私なりのお勧めのやり方をまた貼っときますね
①単語帳で最初は英語→日本度で音読
②日本語ページをかくして総チェック
③わからなかったものをノートにかいていく
④たまったらノートで練習
⑤二周目からはいきなり日本語ページをかくして総チェック
から行きましょう
単語帳は何でもよいですが
基礎レベルから始めていきましょう
ターゲット1400しかやっていない生徒でもセンター8割くらいはとっていました
なので基礎レベルでも結構戦えます。
文法は簡単なレベルで薄いのを一冊終わらせて全体をサラッと理解しておきましょう
そのあと深掘りしていけば大丈夫です
私は予備校に通っていたのですが
春休みでリードAを一冊終わらせました
市販教材なら英文法パターンドリルなんかもいいです
ここでの目標は簡単なレベルをサラッとやって先に全範囲どんなものがあるかを理解しとくことです
あとは解説がないとという人は大岩先生の英文法もお勧めですね
また、映像授業が良い人はこのタイミングで基礎的な英文法の映像を見て構いません
私はだいたい単語+大岩をやらせてその後英文法パターンドリルをやらせていました。
一通りできたら例文暗記と短文和訳と網羅系文法書、熟語も
ここまできたら基本的な単語と文法は理解できています
ですがまだまだ暗記しなければいけないものが足りません
特に文法があやふやなことが多いです
私がオススメするのは例文暗記ですね
文法は例文暗記が非常に有効です
数学のように公式の例題をひとつ覚えるように例文を覚えてしまえば文法問題と長文もすぐに解けるようになります
あと例文暗記は口で暗唱できるので勉強するのも楽です
私も受験生のときは400個の英語例文を朝昼晩1セットずつ音読することを365日間続けました。じつに1095回も400個の例文を声に出したことによって英文はかなり得意になりました。
私は家の階段を上り下りしながら毎日音読して覚えました。
すると頭で考える前に口が動いてすぐに解けたりできたんですよね(笑)
英語がすごい苦手な人はすぐに効果が出るのでオススメです
机に向かわずに勉強できるのでかなりおススメ
とくに宅浪などの勉強場所が限られている人に超おススメです!
FACTBOOKの例文なんかよかったですよ
昔からあるものなら駿台700なんかも有名ですよね
ただまぁ例文集ならなんでもいいですし
なんなら文法参考書の例文でもよいです
700は結構数が多いので少しやりすぎになるかもしれません。
大事なのはどれで勉強したかよりも何を身に着けたかという考え方
例文はいわゆる簡単な言い方のストックをいれること
私たちも赤ちゃんから子供になる過程でしゃべれるようになったのは親や大人の話す単語を真似して
つぎに決まり文句や短文を真似して覚えていき
いつしか長文が書けるようになってますよね
なので最初はその決まり文句や短文を真似できるようにしましょう。
そしてだいたいはこの例文の単語だけ変えてくる問題や穴抜きにしたり並べ替えをしたりで問題作成をしています。
なので覚えたらできるようになるものなので最初はこれで偏差値はあがります
ただたぶんこれだけだとせいぜい偏差値50半ばか後半まで行けばいいほうです
ただ例文を暗記するだけではダメなんですよね
いろんなアウトプットをすることでそのなかから共通項をみつけだせるようになります
なぜアウトプットはいろいろしたほうがいいかもブログの記事で以前書かせていただきました。
なので同時進行で熟語や網羅系英文法問題集もやっていきましょう
とくに熟語や語法といったものは暗記しただけですぐ点数があがります
これも例文暗記なんかできたらとても楽ですね
私は速熟や解体英熟語は有名ですよね
私は速熟をやらせていました
ただ速熟はあとで教える長文の基礎が終わってから入るととても効果的でした
なのでそのまえは網羅系問題集の語法・熟語ページをやりましょう
そして文法ページも必ずやりましょう
やはり例文丸暗記は量に限界があるので問題を通じても増やしたいところ
私はネクステを使っていました
スクランブルやヴィンテージなどもいいので書店で見て決めてください
学校で配られたのがあればそれを使いましょう
ちなみにこういう左に問題、右に解説
という網羅系英文法は
かならず右の解説をみてから左の問題を解いてください!
普通は左からですが、
解説を見て選択肢全て切る理由を覚えてから左の問題をときましょう!
一章おわらせたらすぐに同じ問題を
今度は左から普通に解いて行ってください!
意外と解けないと思いますが、それで解けなかったものを英文法の参考書でみてみましょう!
オススメはエバーグリーンや一億人の英文法、FACTBOOKなどが良いですね!
まためちゃくちゃ詳しくてわかりやすい成川先生のインプットアウトプットシリーズがありますが
あれは早慶を目指す人ようですので全員には当てはまりません
早慶を最初から目指す人であれば使うのは良いですね
めちゃくちゃわかりやすいし、別冊でランダムのアウトプットに最適なものもあり非常にお勧めですが
めちゃくちゃ分厚くて重い(涙)
早慶レベル、MARCHでかなりアドが欲しい人にはお勧めですね
筑波、横国、千葉とかの国公立だと少しやりすぎ感を感じます
一橋の英語でもネクステ完璧でかなり解けますからね
東大も文法や単語は簡単なので同じような感じです
早慶はむしろ詳しい文法や単語を覚えてたらアドになります
そして例文暗記、熟語を少しずつ行っていったら、短文和訳をやっていきましょう。
一文を和訳する力は例文暗記でだいぶできるようになってますが、構文や2〜3文の短文になると適切な和訳ができないと思います
なのでここで解釈をやりましょう
私は基礎問題精講をやっていましたが、今やるなら英文解釈の入門70とかですかね
生徒にも勧めていました
ここまでで単語、文法、解釈の力がつき、短かったり時間の長い試験問題なら解ける実力がついてるかと思います。
いわゆる精読力ですね
解釈をうまくできるようになると文構造からの和訳などできるようになります
このsvocmという文構造からの和訳をする力を精読力といいます
ここで重要なのがSVOやSVCなどがわかれば
ある程度の意味が取れるという感覚です
基本的に現代文と同じですが、修飾と被修飾を一発で分けられるようになったら
だいぶ正確に早く読めるようになります
ここまで一通りできるようになったら長文の練習も行なっていきましょう
ここまでできたら長文も余裕で入れるレベルかと思います。
精読ができれば次は時間内に早く解けるようになる速読をやりましょう
ハイパートレーニングシリーズは精読も速読もできるのでオススメです
私はピンクの一番下しかやりませんでしたがそれだけでも違いました
最近はこのシリーズ新しいの出ましたよね
いまからならそちらをやるほうが良いかな思います
イチから鍛えるシリーズも良いですね
こちらは速読に特化しているイメージです
イチから鍛えるシリーズのbasicは公立高校入試からはじめてくれているのが良いですね
これらの教材の解説を真似できるようにしてください
長文の読み方と解き方を真似できるようになれば良いです
長文のやり方
①普通に解く
②svocmを構文解釈ページで見ながら自分で真似してみる
③速読トレーニングの読み方を見ながらCDを聞いて真似して音読する(シャドーイング)
④慣れたら速読しながら次の話を予測し、場面をイメージしていく
⑤その後なにも見ずにCDで聴きながら文章を読まずにいまどんな場面かをイメージしていく
⑥ここまでできたら相当早くなってるので最後に何も聞かず、なおかつsvocmも速読用のスラッシュもない白文のページで自分で音読してイメージしてみる
ここまででワンセット
次の章にすすみましょう
何回も同じ文章を読むことで力が身につきます
ハイパートレーニングやイチから鍛えるシリーズはこれを身につけるものなのでここでしっかり身につけてからいろんな長文にいきましょう
ちなみに速熟は私はこのハイトレ超基礎編でこのやりかたをみにつけさせてからやらせました。
速熟でもこのやりかたができれば大したものです。
おそらくセンター英語でかなり時間が余るレベルになっているはず
あとはこれらの勉強内容を志望校に合わせてそのままレベルアップしていく
ここまでで基本は全て身につけています。
入試問題にもチャレンジできるでしょう。
日東駒専やセンターで力試しをしてみましょう
センターや日東駒専でも結構とれるなら
いままでオススメしたもののMARCH関関同立レベルのものを
早慶なら早慶レベルのものを
というふうにレベルをあげていきましょう
単語だとたとえば
MARCH関関同立なら
ターゲット1400、シスタンベーシックなど→ターゲット1900、シスタン
早慶レベルなら
基礎レベルが終わったら鉄壁、DUO、単語王なんかに入っていいと思います。
早稲田目指させてた生徒にはシスタンベーシック→単語王でした
あとは長文をいっぱい読み、そこで出てきたものをノートにかいて覚えていきましょう
最近は書店に行けば参考書のレベルがわかるようになっていますので
じぶんで確かめながらレベルを上げていきましょう
単語→一文→短文→長文というステップを踏んでいこう!
すこしずつ長くしていく考え方です
解釈と長文基礎は同時でも大丈夫だと思います
また、勉強はいかに楽して覚えられるかです
きつくしすぎて嫌になって受験を辞めていった友人を私は多く見てきました
それよりも楽に覚えられて長くできた人が勝ちます
生徒にもそのやり方を教えてきました
もちろん中にはそういうのはいい
厳しくしてほしいというひともいるでしょう
なので万人向けの勉強法ではないですが
勉強が苦痛と感じている人はまずこういうのから試してはいかがでしょうか
最後にまた言いますが、私のやり方の基準は
楽に続けられる
と
できる人の考え方を真似する
という二点です!
コメント