
本日二つ目の記事になります。
さきほどの後期入試対策で現代文だけなにもかけなかったので、私のいままでの勉強で特に効果的だったものをまとめてみました。
いろんな経験でブラッシュアップをし、いろんな生徒に教えて結果を出させてきたので参考になるかと思います。
現代文や文章読解が死ぬほど苦手でした
私は子供のころから国語力がなく、よくいろんな先生に「国語力を身に着けてください」と言われ続けてきました。
大学受験で本気を出して勉強した時も、一年間予備校の授業をとってもほとんど伸びませんでした。
ただ点数が取れるテーマも作れたので、まったく意味ないわけではありませんでしたが、現役と浪人でセンターの現代文は変わらず4割でした(笑)
正直、何していいかわからなかったんですよね。
授業聞いても「ふむふむ」とは思っても結局何覚えればいいかもわからないからただ問題集を繰り返すだけで身についている実感がもてずに無駄にしていたなーとは思います。
浪人で通っていた予備校の先生に「法学部卒こそ現代文の先生になるべき」と言われた
結局わけもわからずすすめており、小論文対策で予備校の先生に教えてもらっていた時、
「法学部卒こそ現代文の先生になるべき!」という主張をうけました。
その時はよくわからなかったのですが、そのあと私が法学部に通いだしてから意味が分かりました。
「現代文ってこうやって解くのか、文章の論理的思考力ってこういう意味か」
と気づけました。
するとそのあとの資格試験や公務員試験の現代文に関する能力はうなぎのぼり、小論文も成果を出しはじめ、就職活動でも倍率3000倍を超す超人気企業の選考にも書類が通りました。
塾社員として就職した後もさらに磨きをかけ
進研模試偏差値30代の高3生を一カ月でセンター9割維持させるようにしたり、
開成中学のオープン模試で国語だけトップ10に入れるといった実績を出せたりしました。
ではどんなことを自分でし、生徒にさせてきたのかお話いたします。
語彙を増やす
これはまず第一です。言葉の意味をはき違えていると主観読みになりやすいです。
勝手に意味をはき違えるので。
なのでまずは辞書的な意味を覚えてください。
大学受験の参考書でも漢字の読みだけでなく、言葉の意味もセットのものをみつけ、それを覚えましょう。
そして必ずやってほしいのは
類義語と対義語もセットで覚えること!
です。
類義語はマジで偏差値上がります。
いわゆる一つの語を簡単に変えていくという能力が類義語でみにつく、言い換えの能力ですよね。
国語塾で有名なふくしま式のふくしまさんの小学生用の語彙本なんかは類義語セットで覚えられるので言い換え能力は高くなりますね。
小学生でも侮るなかれ。
ただ大学受験特化ではないのであくまで時間のある方が興味本位でやる程度で
高校受験のも難しいようならココからやってもいいかもしれません。
漢字マスター1800や東進の漢字一問一答でいいと思います。
センターレベルの現代文なら選択肢で一見あってそうだけど間違っている例なんかは、この類義語だけど使う場面やニュアンスがちがうものに変えているときがあるので有効です。
文法の基礎事項を抑える
これです。英語でやる文構造のようなものを現代文でも応用していました。
主語と述語
まずはこの二つを導き出して、そのあと残りを読んでいく。
というやり方です。
正直文章を読みにくくするときって主語述語以外の修飾語を複雑にしたり、修飾節を複雑にして読みにくい文章にするんですよね。
現代文の有名な先生では代ゼミの船口先生やスタサプの柳生先生なんかも文構造から行っていました。
主語と述語はその文章だけで「定義」になっていますのでかなり重要です。
定義とは「〇〇は××である。」という文です。
基本この定義を多くあげていって、筆者の主張を話していくことが多いので、答えに直結しやすいです。
背景(テーマ)を抑える
これが法学を学んで必要だと思ったものです。
その文章が、どんな社会的できごとをもとにかかれたのかを知ることです。
現代文キーワードなどはこれを学ぶための参考書ですね。
そしてここが重要なところなのですが、
その社会的なできごとと一般論を学んだら、それを『原則』として覚えておきましょう!
そしてこれから解く現代文の文章は必ず覚えた『原則』とどう違うのかを考えて読むようにしてください。
そうすると筆者の主張が浮き彫りになります。
『原則』と違うことを書いてるところが主張になります。
『原則』と同じ主張のこともあるのでそこは注意しましょう。
小説は裁判の立証のような見方をしてみる
次に小説の解き方ですが
これは客観で気に見ていくときは私は裁判の判例の読み方でやってました。
だいたい証拠や言動、行動を時系列でみていき、
「いままでこういうのがあったから今回の行動にも悪意があった」
みたいな感じで見ていくと小説も論理的で客観的な読み方をしていくことができます。
ストーリー性を見ていくということですね。
論説も小説も問題文をみて答えにたどりつく手順をいえるようにする
これがすべてです!
問題文のどこをみてどういう言葉や定義が文章にあり、選択肢とどう違うのかを説明できるようにしてください!
慣れてきたら「予想読み」をしていこう
慣れてきたら文章を読みだしたら背景知識のどの文章に近いのかがわかるようになります。
そうしたら次どんな話が来るか予想してみてください!
その予想と違う内容がきたら筆者の独自の主張です!

これらの注意点を意識して、自分の解いた問題を人に教えられるようにしてみてください。
一番伸びるのはこれ
人に教えてみてください
ただ教えるというと抽象的なので
語彙を簡単にする
文構造で定義を見つける
その文章がどんな背景とリンクしており、今回は原則通りかそれとも違うのか
小説は裁判のような客観的な流れ
という項目のどれかを重視してください。
また、問題のどこをみて、どの言葉と違うかをみて問題をみてから答えまでたどり着く手順を整理して一言でまとめてみてください。教えるようにしてみてください。
これだけで爆上がりします。
現代文は一番抽象的だが、実はある程度までは伸ばせる共通事項がある
基本は解く手順と選択肢の違いをいえるようにする
これをできるようにしてください。
一番抽象的な科目ですが、実はやれば伸びます。
ぜひ頑張ってください!
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