

今回は復習しやすいノートのつくり方をご紹介いたします!あくまで私流ですのであしからず。ただ生徒にも教えて好評だったので一度試してみてもよいかもですね。
①まずなんのために復習ってするの?
考えたことありますか?これを考えてない場合はとりあえず解き直しをするみたいな生徒がとても多いです。私も現役のころはそんな感じでした。
復習は覚えなきゃいけないものをしっかり覚えるためにもう一度やり直して記憶を定着させるためにやります。
人間って一度覚えてもすぐ忘れる生き物なんですよ。詳しくはエビングハウスの忘却曲線を調べてみてください。わかりやすかった物をみつけたので下にはっておきます。

なので勉強において復習は必須!
ですが自分でやった問題をもう一度やり直すときに、全く同じだから答えだけ覚えてしまうとかありませんか?

この問題は答えもう覚えちゃったぞ!すぐに解けちゃう!!
確かに答え覚えるまでやるのは大切なんですが、覚えて欲しいものは答えでなく解き方なんですよね。ではその解き方を覚えるためには復習するのにどうすればよいでしょうか?
②まず解き方の手順を列挙してみよう!
解き終わった問題がでたらまずは答えを導くまでの手順を番号つけて列挙していきましょう!みなさんわかりやすいように中学で習うレベルの問題で例えますね。
中学レベルの数学で例えてみましょう。
問題:1個70円のみかんと1個90円のりんごを合わせて20個購入し、全部で1500円でした。みかんは何個購入したでしょうか。
この場合だと
①まず聞かれているみかんの個数をXとおく
②次に聞かれていないが個数がわからないりんごをYとおく
③金額の合計を出す式をたてる(70×みかんの個数+90×りんごの個数=1500円)
④合計の個数を出す式をたてる(みかんの個数+りんごの個数=20個)
⑤二つの連立方程式を引いてXとYを導く
とこの五つのプロセスを導けるように覚えればいいんですよね。まずこれをしっかり作れるように理解しましょう。難しければ解説の文章を列挙化すれば大丈夫です!
③列挙したプロセスを一問一答式にしてノートの左右に書こう!
このプロセスを覚えるために列挙したものを一問一答にしましょう!
①Q、まず問題分をみて何をする? →A、みかんの個数をXと置く
②Q、次に何をする?→A、聞かれていないりんごの個数をYと置く
③Q、金額の合計を出す式はどんな式になる?→A、70×X+90×Y=1500
というようにして一問一答をといていけば思考のプロセスがみにつく暗記ノートがつくれます!
これを日付書いて全教科作ってみてください!
現代文なら問題文のどのことばにまず着目するか、物理なら問題文のどの言葉から立式やイメージをするのか。
のように細分化してプロセスを暗記しやすくしてください!

ノートを見開きで用意して
左に問題右に答え
みてどこでもできるようにしたほうがよいです!
④この復習を数回行う!
理想はエビングハウスのとおりですが、続けるの難しいので
①勉強したその日の夜寝る前、②次の日の勉強開始前、③土日にさらに一回
このくらいはやっておきましょう!
そしてその問題をほかの問題集で似たようなものをといたり、誰かに説明してみてください!復習のアウトプットはなるべくバリエーション豊富なほうが知識として残ります!
⑤すべての問題でこの復習はできないから間違えたものだけに絞る!
私はこれを失敗ノート(ミスノート)、ミス問一答なんて呼び方をしています。できたものはわかっているので間違ったものだけに絞ることで効率的に覚えていきましょう!解説よんで一問一答にできなければ必ず先生にききましょうね。また、復習している時にできるだけでいいのでミスの思い出を語れるようにしてください!
「あ、私ここの部分で△△って書いちゃったんだ懐かしい・・・」
くらいに軽くでいいので復習のたびに思い出を語りましょう。
⑥丸暗記するものは普通の一問一答式にしてOK
英語の例文や単語、日本史などは普通に一問一答にして大丈夫です。もし丸暗記がきついなら自分で語呂を考えてみてください!他人の考えた語呂は覚えませんが自分で考えたものはつまらないものでも頭に残ります!
⑦復習はこのノート一冊だけ!その代わりいろんな場所に持ち歩こう!
復習の一元化のため多くの参考書を持ち歩く必要がなくなります!なので超おすすめです!
この解説文章を一度言葉に分解し、自分の文章に再構築する過程が記憶に残りやすいです!考えてるので頭が働くんですよね。

ぜひお試し下さい!!
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