
今回は私の個人的な教育方針について語って行きたいと思います。自分の中で大切だと思う教育方針を順次載せていきます。
内容的には先生がたへの話ですね。
厳しい指導は生徒を逆に苦しめる
昔ながらの昭和チックな指導の話を耳にする機会があったのでブログで思うところを書きました。
厳しい指導は生徒のやる気をなくしてしまうのではと思うんですよね。
そりゃ今まで勝ち続けた勉強エリートとかならいいですし、他人の声なんか大して気にしない最強メンタルの持ち主なら別ですが、
一般的な生徒だとかえってやる気をなくして終わりだと思うんですよね。
ましてや勉強なんてみんな強制されてきてイヤイヤやっている人が多いんですよね。
そんな勉強に対して最初から厳しい指導をしてしまうと嫌になってやらなくなって終わるんですよね。
では私の場合はどうしているか。
厳しい指導とはまた違った指導方針をしています。
量は同じくらいやらせますが、アプローチが違います。
それで厳しい塾より成績を伸ばしていました。
そのやり方を自分へのアウトプットとしてここに載せようかと思います。
特に教える立場の人間は是非見ていただけると幸いです。
声かけを前向きにしてあげる
このアプローチを良くします。
これやるだけで生徒のモチベーションはかなり維持できます。
具体的にはどうやっていけばいいか少し書いてみますね。

昨日全然勉強してない・・・疲れすぎてまったくできなかった・・・ダメだなぁ・・・私・・・
こういう場合は多々あると思います。
こんなときは、
勉強してないで休んでた⇒ゆっくりすることが近道
と言う風に変換します。

疲れているときは無理するよりも少し休んで体力つけたほうが実は効率的で速くできるよ!
休んじゃって焦りがあるかもしれないけどこれからまた頑張ろう!
こんな風に変換してまたプランを立てられると安心してくれます!
では次は成績が思うように上がらない生徒に対してではどうでしょうか。

全然模試の結果が出てこない!問題も解けないしで思うように勉強できないよ!
この場合、私ならは
模試の結果が出ない⇒できないところがわかったからそこを重点的に!
問題が解けない⇒難しいレベルに挑戦している証拠
思うように勉強できない⇒焦るのは本気で取り組んでいる証拠
こんな感じで変換します。

模試でできないところがわかったんだよ!いいことじゃないか!きっとわかってるところがでたらすぐに解けてるよ!
問題が解けないのも難しいレベルに挑戦している証拠だし、何より焦るのは本気になっている証拠です。
自分のレベルより高いものを習得する時が一番つらいから今が頑張りどころ。
また一度勉強方法を見直すのと一日のスケジュールを見直してみよう。
こういう風に安心させてあげることが大切です。
言葉だけじゃダメなので必ず作戦を立てましょう。
最後にこんな場合はどうでしょうか。

もう志望校目指しても受からなさそうだし諦めます・・・
こういう相談もよくきました。この場合はどう考えて前向きに変換させましょうか。
これは
志望校にうからなさそう⇒しっかり志望校との差を見れている。
諦めます⇒諦めることが納得できるならいいと思う
この二つです。

志望校・・・難しいよね・・・でもそれを実感しているのはしっかり今の自分を見れている証拠。
そういう子は最後まで頑張って受かることもあります。
また、今から頑張っても難しいと思うならいっそ諦めることも悪くないと思います。
諦める代わりに納得できる道が描けているなら私はむしろ賛成です。
キツイから辞めたいだけならもう少しだけ頑張ってみてはどうでしょうか。一緒に頑張っていきましょう。
一緒に頑張っていくということを私は大切にしていまです。
これは先生としていつも持っておきたい気持ちです。
この気持ちがあるだけで生徒は受験にがんばれます。
日々の指導にも現れます。計画にも現れます。
こういう風に前向きな言葉や将来を描ける表現にかえるようにして行くことが厳しい指導よりもモチベーションが上がっていいと思います。
最後にまた伝えますが、やらせる量は私も厳しい塾と同じくらいやらせます。
ですがアプローチが違うので結果的に厳し目の塾よりも成績を伸ばせていました。
指導をする側の人間も小さなところですがこういうことを気にしても良いのではないでしょうか。
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