
本日は自分の合格体験記のようなものを書いていこうかともいます。もう浪人を決めた人は関係ありません。難関国立志望のような高レベル帯の人もあまり関係ありません。
ただただ私の合格体験記を書いていきます。
正直塾の校舎長の経験のほうがいろんな生徒や難関大生講師の話をきいて指導していたのでそちらの情報ばかり載せていましたが、いまはなかなか需要が多いようなのでこちらの記事を書きました。
一人でも多くの人が参考にできればと思います。
私立専願で後期入試を目指す方へ
実は私は10年前立命館大学の法学部に後期入試で合格しました。
慶應法、中央法、明治法、法政法、都立大法前期、全落ちしてたんですよね。
センター利用で唯一出していた獨協の法学部だけしか合格がありませんでした。
そういう状況で予備校にいき緊急面談をされ
「君ならMARCHは余裕で受かると思ってたから…」
と悲しげに言われて編入試験で京大目指せといわれていました(笑)
ですが親からは編入もさらにもう一年浪人も許さない、受かったとこに行けと言われました。
当時の自分は無駄にプライドだけはたかかったため、一年間本気で勉強したのに不本意な結果でおわるのが嫌だったのです。別に獨協は良い大学とは思っていましたし、ほんとにそこしかなかったらそこに行ってロースクールで挽回しようとは思ってました。
ですが、1年間の浪人を頑張っただけに少しでも上のレベルに行きたかったという思いが強かったのです。
たまたま関大と立命が後期入試をやってると聞いたので、東京で受けられる立命の後期に出願して合格しました。
当時の立命がパスナビの偏差値(代ゼミ)で63~64くらいでMARCHがだいたい偏差値58から62くらいといったレベル、早稲田の教育、社学とおなじだったところに後期という難易度の高めの入試で受かったことで合格した時は少し小躍りしていました(笑)
本当は慶應の法学部にいきたく、だめでも中央の法や都立大の法にはいき、将来は都庁や超大手のエリート社員になるのが夢だったのです。
ですが、そこには行けず、もう無理だみたいに思い込んで不本意な結果にもやもやしていましたが、後期でうかったからみたいなくだらないプライドで自分を納得させていました(笑)
正直プライドだけは高い典型的な世間知らずの勘違い受験生だったとおもいます。
てかいま思えば都庁も人気な大手も普通に選考すすめたから無理じゃなかったよな(笑)と思います。
最近ツイッターやユーチューブをみているといまは立命、関大の後期入試がなかなか受ける人が多いみたいなので自分の経験談が少しでもいかせればとおもい赤裸々に書かせていただきます。
当時の私のレベル
模試は河合、代ゼミで大体偏差50後半~66(現代文の出来で変動しまくり)くらいでした。
センター試験の結果は
英語7割後半、現代文4割、古文9割、日本史9割でトータル7割後半いったかどうかです。
勉強法がわからずとにかく予備校の先生に「暗記しろ!」といわれたところは丸暗記をしていました。
なので現代文や英語長文のような理解系の問題はまったく安定せず3割~9割を行き来するようなものでした。
おそらく立命後期は当時の私のような丸暗記型の人間には最適かと思います。
難易度は本当に上がる?
間違いなく上がります。最低点から違っていました。
後期はレベルが一、二段階あがるといいます。
ですが問題との相性で何とでもなります。
少なくとも立命後期の英語なんかはわたしのような基本事項の丸暗記だけで乗り切ってきた人間には向いた試験に思います。
データ的には前期よりも最低点が高くなっています。
たしか後期は三科目で最低88%の得点率でした。
法学部は英語、現代文の二科目にセンターの社会系科目を利用するといった感じです。
社会は日本史がセンターで93%だったのでここは少しアドバンテージになるかなと思っていました。
立命後期はMARCHのなかでも基本的な問題を出す大学ににています。立教、中央あたりのような文法メイン、現代文はかなり簡単だったと思います。東洋大の現代文くらいのレベルでは無いでしょうか?難しくみてもMARCHで一番簡単な青学現代文くらい。
正直MARCH以上を目指していた人間にとっては英語も現代文まかなり簡単な部類だとおもいます。
ただ選択肢で「あてはまるものを全てえらびなさい」とあったのでそこだけ注意してください。
簡単な問題を落とさないという形式が得意な人には向いてると思います。
試験まで何をすればいい?
まずは過去問をやりましょう。
私はまず後期の過去問を買ってやってみたところ相性が良かったのか難しさを感じませんでした。
また、基本事項ばかりときづいたので
単語帳、ネクステ、速読英熟語だけを回し、あとは過去問ででたものを丸暗記していました。
現代文はマジで運と思っていました。
今から考えれば理解系の勉強ももっといいやり方がたくさんあったのに…なにも考えてないから本当に丸暗記しかしてませんでした(笑)
最大の成功要因は「開き直ったこと」
じつは私はかなりの不安症と自信のない性格だったので
前期の入試の本番で
「これにおちたらどうしよう…」
という不安がすごかったことを思い出しました。
またそれだけでなく、
私は当時スクールカースト最底辺だったので
現役時に私のことを馬鹿にしていた人たちが明治や法政、中央などにいっているという情報を受験直前でわかり
「もし受かってもまた馬鹿にされてしまうのでは…」と思い始めて
受かるのも落ちるのも嫌になりだしていました。
また、慶應の法学部なんかは予備校の先生や親から「無理だからあきらめろ」
といわれてたので「どうせ俺なんかじゃ受からないよな」
みたいに思っていました。
ただ、その感情で本番に実力を出せない自分も嫌だったので
「受かってから考えよう」「いままで全敗だけど俺には実力があるんだ」「俺とちゃんと話した人は俺の良さを分かってくれてるから大丈夫」みたいな根拠のない自信を持つようにしました。
そうすると勉強もはかどりだしました。
試験当日
また試験当日のコンディションでも全敗した原因を探しました。
明治がたしか空調が暑すぎて嫌な思いをしたので
「下は半そでを着ていこう」
のような涼しくなりやすい恰好になれるようにしました。
また、試験当日寝不足で眠くなってしまうこともあったので
当日は一時間半早くついて
「今までの実力があるんだから大丈夫、俺は眠くなるとやる気なくすからねちゃおう。」
とおもい一時間くらい眠りました。
試験開始5分前で起きなさいと言わるまで寝続けてました(笑)
すると起きたときに
「めちゃくちゃ頭さえてる!!!」
といままでにないくらいすっきりした頭になってました!
「これならいける!」
と思い英語と現代文のテストを受けたのですが、マジで一問もわからないものがなく、満点を取った感触しかありませんでした。
初めて受験終わった後に
「絶対受かった。自信しかない。」
という気持ちになれました。
実際に合格してたので感触も間違いないでしょう。
全敗しても後期で逆転合格はできます!私がしたのが何よりの証拠です!
大丈夫!
全敗しても合格できます!
私が何よりも証拠です!
後期はたしかに前期よりも難易度があがり、倍率も恐ろしく高いです。
ですが、
基本的なことを落とさない
なぜ前期全敗したのかを素直に考える
根拠のない自信と開き直りをする
過去問をやる
これをするだけで受かれます。
後期を受けるけど本当に受かれるか不安なあなた
その不安をなくし、根拠のない自信があれば受かれます!
だからいまは後期に全力を注いでください!!
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