
今回は私が大手学習塾で、その後日曜特訓や正月特訓などの特別授業などで学んだ経験からブラッシュアップした生徒の記憶に残る指導方法をお伝えしようかと思います!教わったものを自分なりに研究したものなので全く同じではないですが、生徒も先生もみて有意義になるものをまとめました!
①なぜいい授業のやり方をこのブログで書くのか
これは先に言っておこうかと思います。まず私の方針としては「授業をすると記憶にめちゃくちゃ残る」と肌で実感したからです。
私は大学受験で人生で初めて真剣に勉強しました。ですが、結果としては本当に行きたかった大学に行けず、それでも世間一般では難関大と言われるレベルに上位で受かりました。自分ではこれ以上ないほど勉強したつもりだし、これ以上勉強に費やす生活はないのではというレベルで勉強していました。それでも最難関の大学に行けなかったのは今思うと圧倒的にやり方が悪かったからだと思っています。
そのやり方が間違っていたとわかったのは自分が大手の進学塾で教鞭をふるった時でした。
相手が理解しやすい授業をやることで自分の記憶にも残るのです。
また、この誰かに教えて高得点をとるというやり方は今のところ偏差値20後半~30代の生徒から学年トップレベルをとる生徒まで全員有効だったので是非お試し下さい。
では早速指導法の一部を載せます。あくまで全部ではないです。ですが最低限のものだけで十分だと思われます。
そんなに凝る必要はないです。あくまで自分の理解力と記憶力を上げることが目的なので。
②イメージ化
よくある指導法の一部はこのイメージ化というものです。
これは教科書に書かれていることを何かに例えるやり方です。
例えば公民分野である国庫支出金と地方交付税交付金の違いについて教える場合私はよく「お母さんから買うものを限定されたおこづかいか月々もらえる普通のおこづかいか」という風に教えます。

お母さんから「これで参考書買ってきなさい」と言われて1000円渡されたら、それは参考書以外に使ってはいけないですよね、対して月々もらえるおこづかい(もらってない子がいたらすいません笑)1000円もらえたらその1000円は何に使っても怒られませんよね。国庫支出金は国から使い道が限定されているおこづかいで地方交付税交付金は限定されてないおこづかいというのがイメージできるわけです。
②一言でまとめる(公式化)
次は公式化と一言でまとめる技術です。
公式はみなさん数学などでご存知ですよね。求められているものをすぐに求められる式です。それを他教科に活かします。

日本史で例えてみましょう。日本史で公式化とはどうやるんでしょうか。
日本史で公式と来たら「支配する側とされる側の目的をみる」ということです。
例えば武家諸法度などの法律がいきなりできたのはなぜでしょうか。
これは徳川家(支配する)が大名を(支配される)コントロールするためにした法律です。
治安維持法ができたのはなぜでしょうか。
これは政府(支配する)が市民の暴動を鎮圧するために作った法律です。
と政策や法律、事件が支配する側が何かの目的で行ったのか、支配される側が何かの目的で行ったのかというふうに見ていけば理解するのも早くなるんですよね。
③語呂合わせ
これは自分が無理やり考えたものであれば面白くなくても大丈夫です!
これは私が高校時代の話ですが
1616年の黄巾の乱を覚えるときに友人とうなっていたんですよね。
その時私が中国人「いろいろあるよ、抗菌アルよ」とやったら友人から「そんなん無理があるわ」と大クレームを受けたんですよね(笑)
そしたらテストででてきて私も友人もできてしまったんです。
これは私に関しては必死で考え出したものだと頭に残りやすいということを見つけられたいい経験でした。
授業でも無理やり生徒に語呂合わせさせて覚えさせていました。
④有意味化
これは一番イメージしやすいのではないでしょうか。
ある出来事がなぜ起こったのかのなぜを一緒に教えることです。

大切なのはセットで教えることです。
なぜ地震がおこるのか→プレートのズレからくる
このくらい簡単なものでいいのでひたすらなぜを付け加えて教えるやり方です。
⑤語彙レベルを下げる
教科書に書かれた言葉のレベルを下げることです。
上昇気流→上にあがっていく空気
自分よりしたの学年の人がきいても分かりやすいのを選べば大丈夫です。
基本は相手にイメージさせて、手順を一言でまとめられれば大丈夫です。
いろいろ書きましたが基本は上記のタイトル通りに意識すれば自分でも完璧に理解できるでしょう。
私は大学受験の時何も考えずにただ言われたものを無理やり暗記していました。
これから頑張る皆さんは是非人に教えるように勉強してより効率的に勉強してください!思考を深くすることでより高みへと目指せることでしょう。
またほんとに人に教えて覚えるときは必ず「先生か自分より出来る人に教えてください」。そうすることで間違いを正してくれます。
ぜひ高いレベルの学校を目指して頑張ってください。
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