
今回は浪人生にむけた記事を書こうかと思います。
浪人を決めた方はぜひ参考にしてください。
私のかなり私情がはいってるのでながくなってしまいました(笑)
浪人を決めた方へ
まずは受験お疲れ様です!
浪人を決めたときは少しすっきりするかもしれません。
一年間猶予が与えられた感じですからね。
ちなみに浪人決めたあとで一番きつかったのは卒業式ですかね(笑)
おなじく浪人決めた友人とつるんでました(笑)
浪人生はほんとに密度の濃い一年間を歩んでください。
夏頃おそらく大学生をしている友人の話とかきくと落ち込むかもしれないので、
かならず成長している、自分のための一年になっているという気持ちを持てるようにしてください。
私はそのような気持ちをもっていたので何とかやり切れました(笑)
今回は私の浪人時代を思い出しながら体験談をかき出し、効果的な戦略とよくある悩みを書いていきます。
私が浪人し始めたとき
まず、現役の時は
専修大学、東京経済大落ち
麗澤大学の経済(代ゼミ、河合偏差40くらい)にセンター利用だけ合格
英国政治経済の三科目でした。
そこから浪人時に
英国日本史にかえました。
あまりにもスタートが低いですよね(笑)
正直夏休みから頑張ったけど何していいかわからず伸びませんでした。
てかあきらめてました。
そんなこんなで浪人し、通っていた予備校にそのまま通いました。
現在増田塾で日本史を担当している矢崎聖先生の授業をとり、最初の授業で
「いまのレベルを紙に書いて先生に提出しなさい」
といわれて
(英語偏差値40、国語偏差値40)とかいて提出しに行ったら
「これは…」と震えながら驚愕されてしまいました(笑)
でも多分偏差40もないとおもいます。30後半とかかも。

また、私は友達ができると話しまくったり
友人との関係(嫉妬、妬み、馬鹿にする)
などで勉強できなかったこともあったので
浪人時は誰とも話さないと決めてました。
これは精神を病む人もいるのでお勧めしません。
私は人間関係につかれていたのでちょうどよかったですけどね。
浪人体験談
寝る以外は勉強
という目標を決めてそれに従っていました。
朝7時半から8時に予備校の自習室に通い、午前中と昼の授業を受け
夜は20時から20時半くらいに予備校でて21時くらいに帰る。
本当にこんな生活をしていました。
家に帰ったあとはその日の復習と
家の階段を上り下りしながら英語の例文を暗唱する(30分から1時間)ことをしていました。
階段上り下りは運動したかったんでやってた感じですかね(笑)
そんで風呂入って風呂に教学社からでてる風呂で覚えるシリーズをよんでました。
寝るのが早くて、だいたい23時には寝てた気がします。
あとベタですがトイレに暗記できるものを貼っとくとかもしました(笑)
それと自転車移動以外は音楽プレーヤーで
日本史の先生がくれた音声一問一答を聞き
それをききながら頭で問題を解いていました。
こんな生活して寝る以外はすべて勉強、毎日勉強しているから散歩しながら日本史の一問一答を聞いてる時と階段上り下りしながら音読しているときがストレス発散になっていました。
寝る以外は勉強しているとやがて
夢で自分が勉強している夢をみるんですよね。
そうなると「俺はついに夢の中でも勉強できるようになった!」
みたいな24時間勉強法とかいってました(笑)
まぁなんもやらない時もありましたが、不定期でこの日とかには決めてませんでした。
ちなみに、私は小さいころから肥満児で高校時代は169センチで90キロを超えていたんですが、
浪人終了時は60キロくらいまで痩せました(笑)
ちなみに病んでとかじゃないですよ
むしろ病むとめちゃくちゃ暴食してどんどん太るタイプです。
浪人した時は学校のような閉鎖的な煩わしい人間関係がなくなり
自分で自由な時間が増え
親も応援してくれて
いままで勉強できなくて頭が悪かった自分が毎日成長していくことに快感を覚えてました。
なにも考えずにただただ自分を高めるという毎日が素晴らしかったです。
初めて成果がでた夏の模試
6月か7月の河合模試で偏差値66か65をただき出したときは達成感が素晴らしかったです。
現役時に手も届かなかったMARCHがすべてA判定
早稲田でC~B、慶應がCというレベルになれて最初は信じられなかったです(笑)
夏休みはそのモチベで頑張れましたね。
秋に成績が下がりだし、モチベとの勝負
そんで秋の模試で下がりました。
65取るときもありましたが、基本50代後半、明らかに現役生が力を入れてきたことに気づきました。
ここで少し焦りが出始め、ストレスを感じました。
ですが深く考えず、予備校の授業と参考書、問題集だけを頑張ろうとまた頑張りました。
冬の直前期は大学別対策講座がはじまったりと受験直前のモチベが上がる
冬に入ると直前期で対策講座を取るためモチベはさらに維持できます。
なんだかんだで直前は早慶対策だけでなく、英語は東大・京大コースを取ることも許可されたので順調だったなーとは思います。
そして受験期を迎え、本番は以前書いた通りという感じです。
今思えば現役で東京経済とかにも受からないような奴がよく東大京大コースいけましたよね
実際一橋とかの英語も7~8割取れるようになっていましたし、センターは苦手で7割~9割を行き来する感じでした。時間短いのが結構苦手だったんですよね。開き直ったら時間短くて簡単なもののほうが得意になりましたが。
でも、これを見てる皆さんはそれ以上になってほしいですね。
浪人生は夏の模試で高偏差値を取りやすい
これは全浪人生がとるべき作戦だと思います。
浪人生は現役生がまだ力をつけていないころに高レベル帯にいることが多く、また模試の範囲も狭いので
夏頃の模試に高偏差値をたたき出しやすいです!
ただ東進模試は最初の法でも受験範囲を全て出すので、浪人前から勉強範囲を終わらせているくらいの人じゃないとボコボコにされるかと思います。
すでに範囲はすべて終わっているというひとは最初から東進模試を受けるのがいいかなと思います。
現役生は最後まで伸びまくって合格だったが、浪人生は最初の模試で高偏差値を出してキープし続ける人が合格しやすい
夏に高偏差値帯をたたき出しやすいですが、秋以降は現役生が伸びるんで偏差値がキープになるか下がります。
私は下がったり戻ったりという感じでした。
現役生は直前まで伸びるのでここが浪人生がやみやすく、レベルが下がりやすい時期かと思います。
この時期にメンターとなってくれる人がいるかどうか、
いないならばそれを気にせずさらに勉強できるだけの意志力があるかないか
これがその後の勝負を決めます。
気にせず勉強できるとでかいですね。
私は気にしませんでした。
メンターとなる予備校の担任や先生はいましたし。
予備校にいくべき?
これは私は行くべきと考えております。
というのも宅浪だと精神力と意志力が高くないと確実に病むからです。
大学時代の友人で宅浪で来た人がいましたが
精神病んで10キロ以上痩せたといっていました。
相当な精神力と意志力がないと難しいと思います。
ずっと家にいるというのも気分がかわらないのでしょうね。
ただ今はスマホやアプリがいろいろあるので私のときよりは宅浪はしやすくなったかと思います。
大学別の対策もネットやユーチューブにあふれているし
スタサプや学びエイド、N予備校などもあるのでそういうのを駆使すればうまくいくかもしれません。
宅浪で合格するには?
上にあげた通り、スマホのアプリなどを有効に活用してください。
スタサプ、学びエイド、N予備校なんかはかなり有効です。
授業は本当に良いと思います。
あとは図書館、カフェ、有料自習室などをうまく活用することですね。
基本的に暗記するものを暗記したら早慶の問題とかも結構解けるようになりますので、市販の参考書、ネットの映像授業をとれば無理ではないと思います。
ただ東大に関しては難しい。
なぜか(ここは東大レベルを目指す人のみ見てください)
というか東大の難しさがわかる人ならわかるかと思いますが、
問われる知識が簡単なのに話の中身が理解できないんですよね。
私はまがいなりにも直前期東大の問題まで解いてはいたのであの難しさに驚きました。
英語の文章はそこまで長くないし、単語や熟語は日東駒専くらいのレベル。
一瞬で全訳できたのにマジで話がわからず、選択肢も全部一緒、記述も何かいていいかわからない。
あの難しさはほかのどの大学ともちがいましたね。
ほかの大学は間違えても知らない知識だったりするので暗記したりすれば済むんですが、
あれだけは何を暗記すればよいかがわかりませんでした(笑)。
いまおもえばあれは受験参考書とかで覚えるようなものとは違っていたかなと思います。
というよりは社会人やると身につく知識と考え方です(笑)
予備校の先生が「社会人経験者だとわりとすんなり東大とか受かったりする」
といわれてた意味は分かりました。
でもそういうのを高校生で身に着けるのは難しいので予備校や塾の先生から考え方をみにつけたほうが早いです。
逆に一橋とかは長くて、単語も難しいのでますけど、和訳したら意味が分かる文章と、間違い選択肢を見つけやすい中身でした。
宅浪のことまとめ
話がそれましたが、
宅浪するなら精神力と意志力を強く持ち
参考書や映像授業、勉強用アプリなどをうまく活用し
なるべくなら図書館やカフェ、有料自習室などで外でもできる場所は確保したほうが良いかと思います。
基本部屋で集中していいんですけど
気分転換に別の場所で勉強できるところが必要かなと思います。
あと個人的にはN予備校の授業の日にちと時間が決まっている生配信授業は宅浪にいいかなと思いました。
理由は決めてくれているから強制力が働き、意志力が弱めでもやり遂げられそうだからです。
もしいま私が宅浪するならN予備校で決まった時間に授業をうけつつ
参考書や問題集を回し
わからないところはN予備校の質問と学びエイドの5分授業で調べるとかですかね。

バイトはしてもいいの?
これはたまに質問を受けました。
お金ないからバイトしながらはだめですかというのですね。
これはしないほうがいいけどしてもいいというレベルです。
プロ野球選手ですけど上原浩治とかバイトしながら浪人してましたしね。
昔バイトしていた個別指導先でも
中央大の法学部で仮面浪人し、途中で辞めてバイトしながら京大目指して勉強してました。
人に教えるのは知識の定着、思考力も身につくのでわりとよかったみたいです。
ただ忙しくなりがちな普通のバイトはやめるべきです。
フリーターにされる可能性のほうが高いです。
朝のみの掃除バイトや在宅ワーク
またやらせてくれるなら個別指導のバイトとかですかね
個別指導バイトは大学生じゃないとやらせてくれないとこが多いですが、
たまに浪人生とかオッケーだったりするとこはあります。
ちなみに私が塾長やってたところは大学はBFレベルでもいいけど大学生じゃなきゃバイトはだめという感じでした。
知識的には浪人生のほうがあるとは思うんですけど、やはり信頼の観点からでしょうかね。
志望校は上げるべき?
上げてもいいです。
というか本当に行きたい大学にするべきです。
中途半端に妥協したらモチベ下がります。
私なんかはその類です。
私の場合
ほんとは慶應生になりたかったけど無理無理いわれすぎて辞めて、科目が似てる首都大(都立大)の法学部にしました。
また、浪人を機に法学部のみに変更したのも今考えたらどうなのかなと思いました。
というのも私のような大学のブランドを重視しているような人間は学部でなく大学名で決めるべきだったからです。
当時の私は「そんな奴と違う、おれは将来をみすえてやりたい学部できめてるんだ」
みたいに考えて早稲田だけ何学部も受ける人を見下していたと思います。
中身がないくせにそんなプライドだけで生きてるのがおかしかったですね。
プライドが高いなら高いでそれに従って同じようにすればよかったなと思います。
今思えば早慶も法学部に絞らなければ判定はBとかAだったんで
慶應の下位学部とかにしておけばよかったかなーと思います。
受かってたかどうかはわかりませんが
当時通っていた予備校の担任からは
「慶應の法学部は無理だけど文学部ならうけてもいいよ」
とは言ってもらえてました
結果的には法律学んで国語力ゴリゴリ身についたからよかったっちゃーよかったんですけどね。
志望校のことまとめ
また話がそれてしまいましたが、
志望校は妥協するべきではありません
ただ塾や予備校は難しい場合は無理と言ってくると思います。
それは働いたらよくわかりました。
社会人の基本は無責任な発言と行動をしないこと
確実性が少ないほど責任を取りたくないから無理といいます。
「俺は無理といったからね」
この発言ができるようにして責任逃れをできるようにするのができる社会人、リスクマネジメントのうまい人間といわれるからです。
「無理ではないけど難しいよ」
このくらいで抑えてくれるような先生のとこにいくのがいいですかね。
完全に無理という人は優秀なビジネスマンですので
もしかしたら営業側面も強いかも
私立→国公立にかえるのはどう?
本当に行きたいなら変えるべきです。
ただリスクはかなり上がります。
また科目数が増えるとそれだけマルチタスクのような同時進行がたになるので難しかったりします。
わたしはこれがとても苦手でした。
なので三科目型のとこにしました。
浪人したらみんな親に申し訳なくて国公立目指す人が増えるんですよね。
いいと思いますよ。
でもそれならなるべく科目数少ないとこのほうがいいです。
科目数も多くて難しいところはそれこそやり方があります。
私は国家総合職(官僚試験)で14教科くらい同時並行勉強をし、その後塾社員で教えていてやっと身に着けられました。
受験が終わって10年たってやっときづくとは…(泣)
浪人してよかったですか?
良かったです。
胸を張って言えます。
あの一年で私は一皮も二皮もむけました。
また自信もつきました。
あと痩せました(笑)痩せて大学生になったらうまくデビューできて人生かわりました(笑)
(社会人になってストレスためまくってまたもとにもどってしまいましたが…)
第一志望ではないけど現役時では受かりもしないような大学に入学し、四年間がとても楽しく、かけがえのない友人もできました。
なので浪人して私はかなり良かったと思います。
浪人して落ち込まないで、
自分のレベルアップ期間とおもって一年間をやり切ってください!
次回は予備校、塾の探し方でもまとめますね。
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