
今回は志望校の決め方についてお話したいと思います。
志望校の決める考え方はモチベーションにもつながり、一年間の勉強を決めるのでとても重要です。
まずは私の経験談から
私は受験期に志望校を本当に行きたいところに決められなかったタイプです。
こころの中では第一志望にしていましたが、予備校の先生、親など周りの反対意見ばかりで半ばあきらめムードでした。
結果としてはそこを落ちましたが、まったく手が届かなかったレベルではなく、しっかり第一志望で対策していたら受かっていた結果でした。
ここから私が学んだことは「惰性でなく本当に行きたいところにすること」ということです。
また「周りの反対意見は気にしない」ということ。
そりゃ客観的にみて難しいならダメですよ。基礎レベルの教材もダメとか。それなら志望校は変えるべきですが。
あと一年あるのに最初からそれはどうかと思います。最初から難関なレベルの問題をカリキュラムにぶち込むわけでもないじゃないですか。
最初はみんな基礎からですし。
志望校は本気で行きたいところに決めること

もうこの一言に尽きます。
志望校は本当に行きたいところで決めてください。
私も生徒に対しては必ずこの行きたいところで決めるということをしていました。
惰性で決めて惰性で勉強していると途中でやる気なくなります。
それでも勉強するでしょうけどね。
本当に行きたいところを決めることもやり方がありますのでそれを書いていきますね。
志望校の決め方①ブランドで決める

まずこれでしょう。
その大学の生徒になれたら純粋にカッコイイというところから入ってください。
これはかなり有効でしたね。
私もこういう肩書から入るタイプだったので大学名をブランドで決めていました。
ちなみにこのタイプは私立を目指したほうがいいと思います。
そっちのほうがいいとこに受かりやすいというだけなんですけどね。
地方とかで一人暮らしがきついという方以外は私立第一志望でブランド価値のあるところをめざしていいのではないでしょうか。
志望校の決め方②将来の夢から逆算で決める

これは学部で決めていく考え方ですね。
自分の将来から考えて学部でなんの勉強をするかと考えるというものです。
私は実はこの考えも入っていました。欲張りですね。
私は高校時代、将来は起業か都庁で働きたいと考えており。
経営学か経済か法学のどれかが必要なのではということまでは調べたんですよね。
それでそれぞれの簡単な入門書だけ読んだときに法学だけまったく訳が分からなかったので
「これはだれかに教わることが必要だ」
と考えたんですよね。
まぁわからないし興味もわかない学部の勉強は苦痛でしかないのでお勧めはしませんけどね。
でも法学部で学んだことはいまの仕事にも活きているので良かったです。
結果的には公務員という選択はなくなって起業に向かったんですけどね。
志望校の決め方③どのエリアに通いたいか

上記二つでも決まらない人はこの決め方が有効でした。
都内の大都会で大学生活が送りたいのか
田舎で送りたいのか
たまにあるのは京都、北海道、沖縄で学びたい
なんかもありましたね。
保護者なんかは
「それで決めると遊んでしまうのでは」
という意見もありましたが、
断言します。
「遊ぶ人はどこいっても遊びます」
間違いないです。
そんな田舎に行かせたから大丈夫とかないですよ
金貯めて都会で遊びまくります。
それするなら私は
「卒業をするのが難しい大学」に行かせるべきと思います。
そっちのほうが遊ばないです。就活でも評判良くなりますしね。
東京理科大、阪大、立命館、中央、獨協なんかは卒業しにくめで話をよくききますよね。
志望校の決め方④ほんとに見つからない場合は行きたくないところから考える

最終的にはこれです。
それでも志望校が決まらないのであれば、行きたくないところをかき出しましょう。
「田舎は嫌だ」「都会は嫌だ」「〇〇大学の雰囲気は嫌だ」くらいのレベルで構いません。
消去法から考えて真相にたどり着く。
これで決まります。
まぁそうまでして大学にいく意味が見いだせない
とかなら専門とか就職でもいいと思いますけどね。
でもどうせなら大学には行ってほしいです。
楽しいのでね。大学。
まとめ
志望校は惰性で決めてはいけない
ということでした。
でも直前期で志望校を下げたいとかなら変えてもいいかなとは思います。
それなら受験生の意志なので。
受験生の意志を第一に考えた志望校選びと指導が一番重要ですね。
それなら惰性が働かないですし、落ちても悔いは少ないと思います。
落ちたら悔いる前に新しい未来を考えるべきとも思いますけどね。
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