[元大手学習塾塾長が教える]数学嫌いの文系でもできるようになる数学の勉強方法

大学別傾向対策まとめ
合格舎長
合格舎長

今回は数学の勉強法に関して記事をまとめました

私自身は受験で数学を使わなかったのですが、

理系の講師などから情報を集め、自分でも勉強をしてみて、

本当に効果があったものを生徒にやらせてみたところ、

学年5位以内に入ったり、偏差値をあげたりといったことがありました。

今回はそのやり方を載せていきます!

基本的には理解系科目なので「教えられるようにする」ことが大切

数学の極意はこれです

教えられるようにしてください

マジでこれ大事です

これやることでかなり多くの数学嫌いや理系の生徒の点数上げました。

ただ教えるのにも適当にやってはだめですよ

問題をみて

最初に何をやり

次に何をやる

答えへ導き方を手順化して最初から最後まで言っていってください!

そして慣れてきたら

「この問題は○〇の考え方で解ける!」

というふうに一言でまとめるようにしてください

手順を言えるようにして、一言でまとめられるようにしたら

だいぶその問題や公式の本質を理解しています。

ただ、文系も理系の勉強し始めも同じですが

最初にできる人の考え方を頭に入れたほうが点数はすぐ上がります

では何をしていきましょうか。

下にその手順を書いていきますね

①授業や、教科書、講義系参考書で考え方の基本を身に着ける

まずは手っ取り早く

自分より数学ができる人の思考法を真似しちゃいましょう

塾や予備校の授業でも構いませんが、それだけだとだいぶおそくなるんですよね

なので私は数学の初めは映像授業をお勧めしています。

一般の人でも見れる映像授業だと学びエイドの香川亮先生の授業はわかりやすいなーと思いました

あとはN予備校の坂田アキラ先生もわかりやすかったです。

坂田先生といえば私の時代の数学科トップ講師ですよね

代ゼミにいた気がします

スタサプの山内先生も人気ですよね

まず手始めにやるとしたら短めな授業を聞いて、その先生の授業を真似してください

モノマネじゃないですよ(笑)

説明のしかたがいえたらオッケーです

こうすることで手っ取り早く数学の考え方を頭に入れることができます

また、映像授業や授業でなく、参考書で進めたいというかたなら

マセマの初めからはじめる

語りかけるシリーズややさしい高校数学

とかなんかがいいと思います

https://www.amazon.co.jp/スバラシク面白いと評判の初めから始める数学1-馬場-敬之/dp/4866150807/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%9E%E3%82%BB%E3%83%9E&qid=1583931623&sr=8-5

https://www.amazon.co.jp/やさしい高校数学-数I・-【新課程】-きさらぎ-ひろし/dp/4053035333/ref=sr_1_9?hvadid=335253938599&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E8%AA%9E%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E9%AB%98%E6%A0%A1%E6%95%B0%E5%AD%A6&qid=1583931544&sr=8-9

この人たちの言ってることを頭にいれて説明できるようにしましょう

教科書の説明でわかる人は教科書でいいと思います

私の教室で働いてくれていた慶應の理系の先生(東大志望)だった先生は

「教科書に立ち返ることができるのが大切」

という話をされていました。

間違えないと思います。

教科書に立ち返るようにするのが数学の基本

とはいえ数学的な考え方が身についていないと難しい

なので最初に授業を受けて真似するのが手っ取り早いですかね

②網羅系問題集の例題を解説→問題の順で解く

授業が理解出来たら、同じ単元の網羅系問題集をやりましょう

みんな大好き青チャートやフォーカスゴールドとかですね

https://www.amazon.co.jp/チャート式基礎からの数学I-チャート研究所/dp/4410105779/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88&qid=1583931702&sr=8-1

https://www.amazon.co.jp/Focus-Gold-4th-数学I-豊田敏盟/dp/4402272858/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&qid=1583931898&sr=8-1

最近は武田塾のルートの影響で基礎問題精講がすごいはやっていますよね

https://www.amazon.co.jp/《新入試対応》数学I・A基礎問題精講-五訂版-上園信武/dp/4010347066/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2I460JATIV1FC&keywords=%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%B2%BE%E8%AC%9B+%E6%95%B0%E5%AD%A6&qid=1583931928&sprefix=%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E5%95%8F%E9%A1%8C%2Caps%2C261&sr=8-1

基礎問は例題の解説がわかりやすくできているので良いとおもいます

ただ例題のしたにある類題が結構レベル差がある

例題できるようにして類題入ると結構差を感じて難しく思うかなと思います

武田塾は例題を全部できるようにしてから類題というふうにしてますよね

やるならそんな感じかなと思います

例題と類題の差があまりないのは実はチャート式シリーズなんですよ

しかも青チャートはそれだけで東大までいけるという優れもの

ですが

いかんせん量が多い

あと前提条件を知ってるうえでの解説なんで最初に授業うけてないと進めるのちときつそう

私が最初にお勧めするとしたら、ほんとに苦手な人がやるならやさしい数学ノートとスカイチャートなんかすすめてました。

https://www.amazon.co.jp/チャート式絶対に身につけたい数学1-Aの基本-チャート式・シリーズ-チャート研究所/dp/4410209728/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88&qid=1583931757&sr=8-1

レベルは基礎問より下からはじめて、まぁ日東駒専ちょっと上くらいの到達度でしょうか

勉強の最初としては悪くないかなと思います。

ただ時間あるなら基本の授業をすべてうけたら青チャートやフォーカスゴールドなんかつかっていいと思います

受験始めたのが遅いとか一年切ってるだとちょっと早回ししないとギリギリかも

あと到達点が少し高めでなおかつ時間が足りないのなら

薄めで解説詳しいのだとマセマの数学ルートはおすすめですね

https://www.mathema.jp/サクセスロード/

③例題の解説が身に付いたらもう一度解説をかくして自力で解いてみる

まず網羅系の例題を

解説をみてから解いてみましょう!

英文法や現代文、長文などの理解系とおなじで

解説をみてから解いてみましょう!

なぜかというと

多くの生徒は問題解いて答えがあってるか間違ってるかだけみて満足しちゃうんですよね

それで疲れて勉強した気になってる

これ直すだけで点数伸びるんですよ

ほんとに覚えてもらいたいのは解説なんです!

だからこそ理解系の最初の最初は解説をみて言えるようにしてから問題に取り掛かりましょう

解説を手順に分ける

①まず問題文の○○がるからどの公式を使う

②次に××の値を出したいから○〇の公式を使う

のように手順化して答えまでの道筋をいってみてください

全部言えたら

同じ問題で構わないので

今度は解説をかくして問題を解きましょう

これでワンセットです

これを解けるようになるまで続けてください

そこまでやったら解き方覚えちゃいます

④類題も解いていく

例題がとけたら類題もときましょう

ですが

類題は

答えや解説をみずに最初から解いてみてください!

ここで解説を先に見るやり方をすると応用力がみにつきません

なのでいきなりなにも見ずに解きましょう

ただ

わからない時例題をみてとくのはオッケーです!

そうやって類題を解いていきましょう!

間違えたら必ず解説をみて、

解説のどの考え方、どの公式や手順ができなかったのかをマーカーで塗りましょう

さらにできれば、塗った個所に「○○してしまった」と失敗を書いておきましょう

復習はこの解説を手順にして言えるようにするのと自分の失敗を思い出してください

⑤網羅系問題集が終わったら、バラバラの問題集で実践してみよう

ここまで終わったらだいぶ力がついてます

というか青チャートやフォーカスゴールドなんかだとこの時点で早慶レベルまで解けるようにはなっています

解けるかは別ですが、力はついてます

重要なのは、いままで身に着けたものがバラバラに出されてもできるのかということですね

なのでバラバラの問題集をやりましょう

おススメはここで過去問に入ることです。

過去問を試しにやってみて、難しいと感じたら別のものをやれば済むわけです。

⑧自分の志望校のレベルの対策映像授業や対策本をやって過去問に入ろう

バラバラの問題集や過去問をやったら自分の弱いところがわかっているはずです

そしたらその大学の対策本か分野別の対策本をして強化しましょう

授業があるなら対策授業を取って構いません。

難関国公立、早慶、MARCH、関関同立なんかは対策授業があるはずです

これらが身につけばあとはひたすら過去問を回していきましょう

やはりこのレベル帯になっても、やった問題は人に教えられるようにする

ということが大切です

実は早慶の文系なんかは数学出来たほうが有利

実は最近は早慶文系などは

数学ができたほうが受かりやすいです

というか数学のほうが最低点低いし、社会系ほど問題が凝られてないことが多いです

それでも難しいですけどね

学部によってはかなり難しいところもあります

1A~3まで一通りやってみるのがベスト

これはよくきくんですが

1A完璧にしてからⅡとかに進んだほうがよいのでは

ということなんですが

これはⅡとかに早く入ったほうが良いかなと思います

というのもⅠAで苦戦したところもⅡBの知識で早くとける

なんてこともあるんですよね

二項定理らへんなんてまさしくそうですよね

なのでまずはⅢまで終わらせちゃうのが良いかなと思います

ちなみに超難関国公立文系(一橋、東大)などはⅢまでやるひともいるみたいです

超進学校なんかだと文系クラスでもⅢまでやってるみたいです

Ⅲまでやってると1A2Bまでの内容早く解ける技術も身につくためです

これは私も働いているときに東工大の先生がたにアドバイスをうけたのですが

やはりできるなら数Ⅲまでやったほうが良いみたいですね

ただこれはほんと超難関に行く人だけでいいかと

そんなに時間なければ大丈夫かなとも思います

補足 理系は中央大あたりから難しい問題が多くなる

理系の受験生を受け持ったときなんですが

そのこはMARCHレベルの理系に行きたいということで

そのこの担任(東工大生)とともにMARCHの数学を見比べたんですよね

私はわからなかったので先生にみてもらったら

「明治、法政はわりと解きやすい素直な問題、中央がなかなか難しいですね」

という見解でした

実際中央の理系はMARCHのなかでも難易度高いですしね

補足 センター試験などは独自のやり方があるので対策本が必要

よく聞く話ですが、センターはセンター用の対策をしないと厳しいと思います

独特の誘導があるんですよね

共通テストにかわるので

網羅系問題集が終わったらセンター過去問をして

そのあと共通テストの対策本に入るほうが良いかなと思います

数学はまずパターン暗記、その後理解していくようにしよう

数学は最初パターン暗記

そのあと理解といきましょう

教えるスタイルならパターンを手順化しているので覚えやすいと思います

基本は

受験の時に

「ここチャートのあの問題がつかえそう」

みたいに思い出してほしいんですよね

そこは網羅系をしっかりやったらできるようになりますね

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